今度のアルバムはフルアルバムらしく、幅の広いMWMLが見られそうです。国内復帰盤はミニアルバムで「名刺代わり」とはよく言ったもんで、初見の人にも分かりやすい、「今」の彼らがギュッとパッケージングされてました。それも単調ではなく、ベースはライブ感のある楽曲で押さえ、ポップで評判のよいM4や退廃的でアンビエントなM7をスパイスとして織り込みつつ、全般的にポップにまとめてて、自主制作〜HS01時のノイズ!ノイズ!!感は抑えていた感じがします。「Sound of gold」や「Black butterfly」のような、錯乱ギリギリのノイズ中心曲ってのがなかったもんね。(これはこれで意外と人気なんですよね)今度のはフルアルバムなんで、特に村田氏の本領発揮?なノイズ曲が局所々々にちりばめられ、ある曲はポップに、ある曲はライブ感のある、数秒で終わる電子音的な曲も絡めつつ、従来多用されていたレコーディング上のサンプリング等も復活しつつ、1つの「今、マイウェイがやれる音楽はこんなんだぁ!!」という、誤解を恐れずに言えば「少し実験的」なアルバムになりそうな気がします。HS01の発展版といいましょうか。
3月のライブも精力的です。初旬、おなじみTOKYO某所で、の情報有り。