この問題はでかいと思うよ、正直。世界的な興行戦略はもとより、バンドの存在自体も危ういんじゃないかと思う。ショービズの世界でロングスパンで致命的な問題を起こして成功してる者なんて皆無。デリシャス脱退したときに一抹の不安は覚えたけど、彼らの音楽、方向性、世界への指向に感銘して、そのインディペンデントなスタンスを支持し、応援してきた。しかし、こういう失敗が続くと、何か根本的な問題があるのでは、と疑心暗鬼になり、釈然とせず、憤りを感じ・・・。
もう、米国のvenue関係者も、2年連続すっぽかされてんだから、もう演らせてくれないんじゃないの?あんまりだもんな。僕が逆の立場ならいや。もう来んなって思う。
小さなことかもしれないけど、信用って大事。音や存在ですべてをなぎ倒して納得させる方法も、小さな信用の崩壊にはかなわないよ。
そのための努力は最大限するべきだと思う。世界に向かうアーティストならなおさら。メンバー個人個人も、スタッフ一人ひとりも。細心の注意を払って事を行うべき。

春にヨーロッパで旧譜をリリースするんだろうけど、この状態ではとても応援できそうにない。僕は初めて出会った心から応援できるバンドがマイウェイマイラブだったから、今回の件は本当に悔しいし、失望し、涙が止まらない。久しぶりに流した涙だ。失望か?悔しさか?恋人と永遠に別れるときの涙のようだ。