ワンマン感想(3)

昨日【My Way My Love】のワンマンLiveに行ってきました。

久しぶりのドRockと個人的な期待(Voの村田さんには衝撃を受けたので...)にワクワクしながら、普段からお世話になっている下北沢Club251に足を運ぶと、長蛇の列!! さすがUK,USツアー帰りか?とよけいにワクワク☆
約200人の観客がまさに狂喜乱舞する中、VoはDrに計3回も突っ込んで以上な盛り上がりを見せておりました。

そんな中ボクはと言えば、ちょっとげんなり....。
『こんなだったか? こんなにわいわいしてたっけ?』と以前のmy wayを思い起こす....。

以前はもっと緊張感があって、誰にも触れられない繊細さが溢れてたのになぁ...と、ちょっとがっかり。
まぁ、色々あるんだろうなぁ...すぐに追いつくから待ってろ!

20時半近く、mwmlライブスタート。
いやぁほんっとに面白かったョ!!
オープニングSEはSid ViciousのMY WAYでした(笑)
VoGuの人、出てきた瞬間ダイブ!早っ!!
そして一気に3曲やってからドラムに突っ込んでいった結果ライブが中断し、Voが堂々と言い放った「きゅうけい」(笑)
「今日は流れとか関係ないだろう」と客を煽るようなMCでつなぎつつ、ドラムセットを直してるスタッフをチラッと見て「…まだ?」
という感じで前半はスゲェ笑いました。

ってこれだけを読むと高校生のコミックバンドみたいだけど全然違うよ(笑)
やっぱりこのバンドは圧倒的な音圧というか迫力があって、それが私にとっては最大の魅力。
ギターの人がバンドをひっぱってるんだと思うんだけどさ、ガッとエフェクター踏んだ時の音が空間を全部支配するような感じ。でドラムの迫力もそれに負けてないのネ。ベースとギターが和音みたいになるところも大好き。
リフもヘンテコだし不協和音とかピーピーした音も鳴るし…いろんな要素が全部振り切れてて超好み(^O^)
あとプレイ中の動きも。何度も何度も気持ち良さそうにダイブしてたのも含め。
下手ながらもコピってるファンとしてはエフェクターとか何使ってるか気になる。サイトに載らないかな。

選曲も聴きたい曲はほとんどやってくれて満足!!
昨日でツアーファイナルなのに今週水曜日から次のツアーが始まるという…どんだけー?!な人達。ファン的にはとってもありがたい。
次は来月のmosaicいっちゃうかも〜?

一緒に行った友人が「また見たい」と言ってくれて嬉しかった。
引きずり込んで良かったなと(笑)

【6/2(土)my way my loveclub251

やっほー!
…やっほー、って…。
まあ、そんな感じのテンションになる位に良かった、という
そういう事ですよ。

とーいうーわけーでっ!
行ってきました。
mwmlのツアーファイナル!ワンマン!
私は初日(多分)のシェルターと、
『JOY』リリース日のLOFTに行ったんだよね。
ボサーッとしてて、間の上野とか渋谷とかは
行けなかったんだけど…。
今それをかなり本気で後悔してます。
今回のライブ、最初のほうの2公演と比べ物にならない位
演奏かっこ良かったからなー…。
その間を観ておきたかったよ。

20分押しくらいでライブはスタート。
登場SEは『マイウェイ』。
外人のおっさんの渋いバージョン。
(有名な方だったらすいません…)
「いま〜私は〜(?)」の『マイウェイ』。
吹いた。
かっこ良かった。
メンバー登場。
ベースの人の頭が実験に失敗した人、になってた。
リップの人(名前わからん)みたいになってた。
吹いた。

1曲目は『Acupuncture Man』。
…多分。(えっ)
いや、今聴いてたら頭じゃなかった気もする。
まあ、いいや。
大変かっこよろしかったよ。
ただね、中盤くらいまで音量が自分には全然物足りなくって。
音量というか、音質?
まあ、よくわからないけれど、
「軽い」「薄い」「安い」「遠い」
そんな感じがしたのね。
これ、他のバンドのライブでもたまーにあるんだけど。
なんなんだろうなあ?
(どうでした?←私信)
自分の耳が慣れてないのかね?
中盤からはまったく気にならなかったんだけど。
(それでも今回は「轟音」って感じではなかったと思う)

ひとまず、3曲目が『Otokonokoonnanoko』。
この曲終わりにギターボーカルの人、いつものようにドラムにダイブ。

は   や   い   で   す   か   ら

もうねえ、爆笑。
お客さん口々に
はえーよ」
を連呼。
外人さんも
「ハヤイヨー!」
って言ってた。(笑)
で、ドラムセットを直してる間に、ギターボーカルの人が放った言葉が
「まだ?」
だからね。(大笑)
鬼だ。鬼がいた。
その時一緒に
「今日は『流れ』とかないから。
『流れ』とかないからね。
やる事やるだけでしょ!」
と言ってた。
これ上手く伝わってるかな。
文章にすると凄く熱くてかっこつけてるようなMCに
感じられてしまうけど、実際はそんな事ないからね。
いや、かっこいいのは事実なんだけど。
これが「ひょうひょう」?


ええと、『The Rainbow Song』がやっぱり、
泣きそうな位に好きです。
ドラムの人がヘッドフォン(って言うよね?)をつけた瞬間、
「来るかも!」と背伸びした。
出されてる音からも、
「ああ、次絶対に来る!」
って感じがしてね。
だから、始まった瞬間
「ああ…」
と感無量。
この時さ、ステージ上の照明がただただ明るくパーッと
照らすような照明でね。
「わかってらっしゃる!」
って思ったよ。
そう、そういう曲なんだよ。
大好きだ。
丘を必死に登って、てっぺんに辿り着いた時に、
頑張った人だけが見る事のできる景色が見える、
そんな感じがする曲です。
これ、ポイントは「丘」ね。
「山」じゃないんだな。
…ってまあ、歌詞がわからないから本当はまったく違う
内容の曲かもだけど。
イメージさ、イメージ。
でね、この曲の後半の間奏でさ、
ギターをガーッとかき鳴らして、それがすごく綺麗な
メロディーを鳴らす所があるんだけど。
こういう弾き方、多分名前がついてるよね?
ここが美しいんだ、本当。
今回はこの時、ギターボーカルの人が客席に乗り出して、
ギターを高く掲げて弾いてた。
叫びそうな位、興奮しました。

アルバム『JOY』からの曲、たっくさんやったね。
『Parties』の時はニタア…っと笑いながら下向いて
頭揺らしながらブツブツと歌詞(わからないけど)を
つぶやいてしまう。
ちょっと気を抜くと大声出したくなってしまう感じで、
それをブツブツと呟く事によって均衡保ってる感じね。

あと、『The Wall』やった!やったー!
これさ、ライブでやらないかと思ってた。
いや、なんとなくだけど。
もうーもうー…もう〜〜〜〜〜〜うん。
途中の音がグアーッとなる所が最高に好きだ。
ドラムの手数が増える所が好きだ。

『The Devil Song』が始まった途端に客席から歓声。
おお、人気なんだね。
これのさ、ドラムが楽しくて楽しくて。
ダンスしてるみたいな叩き方なんだよね。
音でも楽しいし、ドラムの人を見てるだけでも楽しい。
ライブで初めて耳にして、
「うわ、これ面白いなー」
って思って。
『JOY』買って聴いて、
「これだ!この曲だ!」
って思ったのです。
私の耳でもすぐに分かったよ。

『Billowing Balance Fly』が妖し過ぎた。

ああ、そうそう。
『C.』前に、ギターボーカルの人が
「『JOY』聴いた?」
って客席に訊いて。
お客さんが「最高!」とか答えた。
そしたら、
「そうでもないよね。(ニヤッ)」
っておっしゃりましたよ。(笑)
その後、
「嘘だけど」
みたいに言ってたけど。
で、
「ちょっとアコギで」
と前置き。
それ聞いて外人さんが、
「アコーギー(「あ、コーギー!」のイントネーション)!」
って!
それ聞いて、ギターボーカルの人
「サンクス!」
って。(大笑)
なんだそれ。

で、アコギって聞いて私もそりゃ胸が高鳴ります。
私は今回『A Day』って曲をどうしても聴きたくて。
というか、当たり前に聴けると思ってたんだよね。(苦笑)
で、この曲もアコギ使ってるんですよ。
だから、
「!『A Day』来る!」
って大喜びしたの。
けど、『C.』が始まって。
曲前に
「『JOY』聴いた?」
って言ってたもんね。
(『C.』はサビ部分に「How much is joy?」って歌詞がある)

ライブの中盤…後半だっけかな?
少しまったりした空気になった時に『Kill Your Idol』。
一気に場がギラッとなった。
一撃必殺。

あと、「懐かしいのを」と言って始まった曲が
えらくかっこ良かった。
音源どれに入ってるかこれから探さなくては。

2回目のドラムへのダイブでだっけかな?
最初だっけ?ギターボーカルの人、
「オーケイ、休憩!」って。(笑)
本当にみんなで休憩。
いいわ、この余計なものがない感じ。
ライブ観に来てるんだもん、できない状態なら休憩。
ひたすら待つべし。

そうだそうだ。
ライブの前に一緒だった人にちょこっと話したんだけど、
mwmlのドラムの音があんまり納得いってなくて。
ライブで聴いてても、なんだか物足りないし、
スッキリしなくてね。
それが自分の中で「勿体ないな」って感想だったんだけど。
今回のワンマン観て、その考えを改めたよ。
バカだった。あの音じゃないとダメだわ。
そう、抜けが悪いんだよね。
なんとなく皮と木の音、そのままというか。
でも、そのちょっと湿ったような、鈍いような、
あの感じがmwmlの音に合ってるんだと思った。
むしろ、今回のライブで
「うわ、この音が最高」
とまで思うようになってしまった。

アンコールは一回だけあったんだよね、確か。
ギターボーカルの人が、普通に、でも少しだけ笑いながら
「もう、帰んなよ」
って言って、その後に数曲演奏。
そのアコール、何やったか何も覚えてない私です。
いやね、呪文唱えてたんでね…。(遠い目)
「『A Day』×100…」
みたいにねー…。はっはっ。

まあ、そんな感じでとっちらかった感想でした。
ワンマンになると、少しだけ空気が温かくなる感じとか、
意外だった。
でも、それがちょっとニヤリとなった。
対バンがある時の殺伐感も最高にかっこいいけど、
あの感じもまたいいなあ、と思いました。
またワンマンやらないかなー。
当分先かな…。
ま、それまでに音源もっともっと聴き込みたいと思います。

あ、そうだ。
ギターボーカルの人と、ドラムの人のステージダイブの姿が
まったく違くて最高に面白い。(笑)
自由への跳躍、って感じの片方と。
猪飛び出して来たー!って感じの片方と。
猪飛び出して来た時、かなり「わーっ」と嬉しくなりました。


my way my love、とにかく最高。
もっとこういうのが人気出て、でっかい所でガーンと
ライブやればいいのに、と思う。
で、『A Day』でストリングスも登場ですよ。
それはとてもしびれます。