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アンテナの「パーフェクトソング」さんがこの前のワンマンの感想を書かれてました。
やはり、というか、最近結構こういう感想多いと思うんですけど、
「暖かかった。でも刺々しい方がいい。」
という感想で締めくくってらっしゃいました。(詳しくはアンテナより「パーフェクトソング」の6/2付け記事をご覧下さい。)
僕もそう。
僕は「ドン引き」がいい、という表現してたけど、正確にはそうじゃなくて、ここでおっしゃってるような「鋭利な刃物による殺傷力」を求めてるのかも。客が多い少ないに関わらず。「ドン引き」するしない関わらず。いつもと変わらず、刺々しく我が道我が愛を行くマイウェイを。
明らかにワンマンは明か暗かといえば明だった。暖だった。マイウェイマイラブがOur Way Our Loveに。
どこかのブログで「彼らはステージの上でマイウェイの音を普段どおり鳴らしていた」とかいてあったが、はたしてそうだろうか。客がどういう状態になろうとも、いつもの鋭い殺傷力を感じさせていればそうだと思うけど、そう思わない人もたくさんいる。感じ方は人それぞれでそれに是非は付けられないけど、少なくとも僕は6月2日のマイウェイはオーディエンスの雰囲気に影響を受け、いつもの「彼ら」じゃなかった気がする。(それはそれで有機的なバンドとして健全だと思いますが。)

昔、ファンサイトのトップで他の方の感想の一文を引用していた時期がある。「音楽で殺される!と思ったのは久しぶり。」そう。この感覚。甘ったるい世界に喝を。現実的に殺人が許されない世界の中でその感覚を共有する快感を。僕は求めている。

ワンマン。僕はいい意味での「裏切り」を期待していたのでは無かろうか。例えば3曲目でドラムセットダイブして中断した後、今度はノイズばっかで10分ぐらいPARTIESのイントロを延々と演奏する、とか、いや3曲でさっさと帰っちゃうとか。反対にアンコールで「my life」を村田氏がアコギで流しちゃうとか。あかん、最近アナーキーさばかり欲する自分がいる。異常だ。