bounce JOY review

2000年の結成後、国内外でのツアー&リリースを経て、ついにファースト・フル・アルバムが登場。USオルタナを下地にした、初期パンクにも通じる衝動やグラム的な妖艶さを感じさせるサウンドは、ヘヴィーだがポップで色彩豊か。ひとつひとつの楽曲からは、手クセで音楽を作ることを嫌う彼らの姿勢が窺えるが、何より不協和音をこうも気持ち良く響かせるギタリストはなかなかいないだろう。