北海道2

スゲー音だった。
グランジ色がやっぱり強いんだな。
僕がはまりきれていないのはソコにあるのかもしれない。
パンクが強くなりすぎると自分は一歩引いて聴いてしまうところがある。
ここまでの人生で培ってきた僕のロックンロール哲学が今ひとつの形になっているからだろうと思う。
この音から一つ、二つと降りてくるのはすごく難しいと思う。
人の感性とか感覚といった面から言うと。
ここへ上がっていくことは簡単だ。
刺激って言うのは強いものを求めていくからね。
大人がやってるんだけど、若い音がする。
完成された青臭さ。
自分の成長過程で、そうだな17,8でこの音に出会っていたら、ロデオよりもどっぷりマイウェイだったかもしれない。


スタンスとして自信持ってついて来れるヤツだけついて来いっていうアクトの仕方なんだな。
熱狂と呆気にとられる様子が真っ二つの会場だった。
後ろから観ててそれが印象的だった。
面白いね。


(転載承諾)